WHAXホームページhttp://iwhax.net

 WHAXはペネトレーションテスト用のツールを満載した1CDLinuxである.
ペネトレーションテストとはシステムの脆弱性を見つけ出すためのテストである.
WHAXにはシステムクラッキング用ツールが装備されていて、簡単にテストに取り掛かれるのが利点である.
すでにお気づきのように使い道によってはクラッカー御用達ツールになりかねない危険性がある.
くれぐれも悪用は厳禁である.

さて、WHAXはWhoppixという1CDLINUXの進化したものである.
WhoppixがKNOPPIXベースだったのに対し、WHAXはSLAXベースとなった.
これによりモジュール化による機能の追加・変更がたいへん簡単になった.
この日本語版も日本語パッケージをモジュールとして追加して実現している.
モジュールの作成は付属のスクリプトで簡単に行える.
slackwareでお馴染みのtgzパッケージをモジュールに変換するには、
tgz2mo tgzパッケージファイル名 モジュールファイル名
RedHatのrpmパッケージを変換するには、一端tgzパッケージへ変換してから行う.
rpm2tgz rpmパッケージファイル名 tgzパッケージファイル名

tgz2mo anthy-6700d-i386.tgz anthy-6700d-i386.mo
rpm2tgz uim-0.4.7.1-i386.rpm uim-0.4.7.1-i386.tgz
tgz2mo uim-0.4.7.1-i386.tgz uim-0.4.7.1-i386.mo
Debianパッケージのときは、全ファイルを展開してからdir2moスクリプトを使う.
mkdir work
dpkg -x uim-0.4.7.1-i386.deb work
dir2mo work uim-0.4.7.1-i386.mo
モジュールはWHAXのCDROMのmodulesの下に置けばいい.

新しいISOイメージを作るには、make_iso.shスクリプトを使用する.
./make_iso.sh 新isoファイル名
例) 作業用のHD領域にWHAXのCDROMの内容をコピーしてから行う.
mkdir /mnt/[作業用HDデバイス名]/work
cp -Rp /mnt/live/mnt/hdc/* /mnt/[作業用HDデバイス名]/work
cd /mnt/[作業用HDデバイス名]/work
・・・modulesに新しいモジュールの追加などを行う・・・
./make_iso.sh ../mywhax-3.0.iso
/mnt/[作業用HDデバイス名]/mywhax-3.0.isoが新しく作成したisoイメージである.

またetcの下の設定ファイルを修正したいときは、 たとえば/etc/profileを修正するときは、
mkdir /mnt/test
mount -t squashfs -o loop base/etc.mo /mnt/test
cp /mnt/test/etc/profile rootcopy/etc
rootcopy/etc/profileを修正してあとは、make_iso.shでisoファイルを作成すればいい.

また、baseの下のモジュールをHDへ展開して修正して、モジュールを再作成するには次のようにする.
cd /mnt/[作業用HDデバイス名]
mount -t squashfs -o loop base/usr.mo /mnt/test
cp -Rp /mnt/test/usr /mnt/[作業用HDデバイス名]
・・・/mnt/[作業用HDデバイス名]/usrの下のファイルを修正・・・・
mksquashfs usr work/base/usr.mo -noappend -keep-as-directory

WHAX 3.0にインストールされているFireFoxは1.0.5であるが、SLAX5のモジュールとして
すでに1.0.6が公開されている.WHAXはSLAX5ベースなのでこれが使える.

Firefox 1.0.6 日本語版モジュール

モジュールのインストールは次のようにする.
cp -Rp /mnt/live/mnt/hdc/* /mnt/[作業用HDデバイス名]/work
cd /mnt/[作業用HDデバイス名]/work
既存のものを削除する.
rm modules/tree-mozilla-firefox-1.0.5.mo
modulesの下にダウンロードしたFirefox 1.0.6のモジュールをコピーする.
新しいISOファイルを作成.
./make_iso.sh ../whax-3.0-newfirefox.iso